海賊と呼ばれた男のモデル出光佐三の生き様から学ぶ熱さを得る理由/あらすじ感想とネタバレまとめ

12.222016

この記事は5分で読めます

V6岡田准一主演の、映画「海賊と呼ばれた男」ですが、
主人公の国岡鐡造は本名ではなく、モデルがいたというのは有名なお話です。

石油会社の「出光佐三」がそのモデルですが、
元々エンジニアであり、映画を見て頂ければわかりますが、

相当無茶な生き方をしてきた人物です。


ただ、その一方で映画では語られない出光佐三のある重要な手がかりがありますが・・・

そこから学ぶ出光佐三の熱さの秘訣について見ていきましょう。

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出光佐三の経歴!




出光佐三の経歴ですが、幼少期から目を患っていたことが発覚しています。

つまり、本を読もうにも普通の人よりも読みにくというのです。


そこから、自分の頭で考え抜くクセを付けたという逸話があります。


確かに、映画を見ていて分かるのですが、
出光佐三って常に考えていました。

特に、国内で機械油を使ったときもその当時、

北九州の海上で油を欲している業者が大勢いたことに目をつけて、

船を出す、という仰天の発想を思いつきました。

これって、今でこそ当たり前のように感じる部分もあるかもしれませんが、
普通に考えて「ヤバイ!」と思います。

その当時、油を売ると行ったら、海岸付近か、
陸地の中で売るのが普通だったにも関わらず、

「海の上で売ろう」というのは、普通思いつかないと思います。

映画を見てもらえればわかりますが、
出光佐三はかなり苦しんでいたので、
その苦しんだ分、素晴らしい発想が出てきたのでしょう。


海の上なら規約もグレーゾーンで、
困っている人たちばかりだったので、
独占的に売上を上げることに成功したのでした。


また、出光佐三で気になるのが、1919年に満州に渡って
貸車の石油がうまく扱えないことに目をつけて、
車軸用油を売った点です。


映画を見て頂くと、出光佐三がエンジニアのスキルをフルに活用して、
中国の極寒でも凍らない油の開発に成功したのでした。


エンジニア×熱さの真骨頂だったように思えます。


出光佐三と言えば、映画の中でも何度も出てくる喫煙シーン。

とにかく、とにかくタバコをスパスパ吸っていました。

打ち合わせするときもタバコ。

仕事をする時もタバコ。

もう、何でもタバコばかりで、
「女性達は嫌にならないのかな?」
というくらいタバコばっかり吸っていたのでした。

それだけタバコを吸っていたので、
余程好きなんだなと思いきや、1923年の関東大震災の時には
全従業員に禁煙を言い渡していました。


火災を目の当たりにして、
出光佐三は一気に行動を起こす豪快さを見せます。

振れ幅が極端な所も凄まじいですね!


出光佐三といえば、一番気になるのが日章丸事件ではないでしょうか。


アメリカの石油会社から圧力がかかり、国内で販売する石油を得ることができませんでした。

なので、イランのアバダンから石油を輸入することも決意。

その当時、イングランドがイランの石油所有権を主張していましたが、
イランは独立国家であり、直接交渉することで石油を獲得できる事を確信。


映画を見て頂くとわかりますが、
このシーンが映画の最も見せ所の1つでした。

アングロイラニアン社が石油確保を主張しており、
日章丸と一騎打ちになりました。


そこで一歩も引かずに、船を走らせたのも、
出光佐三の度量だと思いますが、
これにはある秘密が隠されていたのでした。
(これについては後程お伝えします)


アングロイラニアン社の船が日章丸の前に立ちはだかりましたが、
そのまま進み続けていきました。

脅しをしてきたにも関わらず、一切ひるまなかった
その姿勢には凄まじいものがありました。


「石油を運んでいるだけなので、
この事実を全世界に公表する準備はできている」

そう伝えると、相手の船は間一髪で避けていったのでした。


ホントギリギリの所だったと思います。


全世界中から敵がいたとしても全くひるまなかったのが出光佐三だったということでした。

そこまでして、どうして立ち向かうことができたのか?

というと一言で言えば”熱さ”です。

出光佐三は常に熱かったのが特徴的です。


銀行から融資をもらえなくて苦しんでいたときも、
「信用がないから・・・」
と凹んでいた社員に対して、

違う!

と一括します。

「熱さだ。熱さが足りないんだ!」

と大声を上げるのでした。

熱さがあれば、何でもできると考えており、
その直後に、「臨場感を持って伝える」というアドバイスのもと、
見事ラジオ事業のプレゼンをすることで、銀行から融資を獲得することができました。

この日章丸事件の後から、東京地方裁判所でも英国の業者から裁判されたり、
国際紛争になりますが、日本人として一切恥じない行動を取ったと断固として立ち向かっていたのでした。

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実写映画のあらすじと感想

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そんな出光佐三をモデルになった、「海賊と呼ばれた男」ですが、
本編の方のあらすじと、完全ネタバレについてもお伝えしていきます。


まず、主人公の名前は岡田くん演じる田岡鐡造です。

海賊と呼ばれたのは、海賊で業務用油を販売しており、
地元の組合の売上を根こそぎ持っていってたからです。
(本当に海賊だったわけではありません笑)


そのため、日本政府からもかなり目をつけられており、
戦後は国内で石油を販売することを禁じられました。

市場を荒らした海賊として田岡商店は厄介者扱いされていたんだと思われます。


しかし、一方でGHQから石油を供給してもらおうと政府関係者は考えてますが、
国内に残っている石油を全て使い切ってから、という無理難題をふっかけられます。


そこで、白羽の矢が立ったのが田岡商店だったのです。


彼らの販売力は目を光るものがあり、彼らの力があれば石油を全て売り切ることも可能だと判断されたからでした。


とは言え、戦時中の残りの石油だったため、
保管状態が悪く、とても使い物になりませんでした。


ただ、それを何とかするのが田岡鐡造だったのでした。


熱く、熱く、とにかく熱く生きていたので、
その石油を何とか引っ張り出して、
濾過することに成功。

その姿を見たGHQの幹部たちは「美しい」と感動していました。

(本当にそう感じたのかは疑問が残るところです。
労働を悪ととらえているアメリカが、働く姿を美しいと思ったのでしょうか?)


また、先述したように、中国にも渡り、
田岡鐡造は自ら冬でも凍結しない油を開発し、
営業しに行きます。

そこで、対決を強いられたのがアメリカの大手:メジャーでした。

そのメジャーとどちらの油を使った方がいいのか、
お互いに対決を強いられますが、
見事に田岡商店が勝ちます。


それだけ、技術が優れていたということなのでしょう。

しかし、メジャーは田岡の油を使うようなら、
今後は一切石油を提供しないと業者に対して圧力をかけてきます。

それによって、油を扱えることはできませんでした。

一難去ってまた一難・・・

田岡商店の事業は常にトラブルが付きまとっていました。


戦後も従業員1000人を1人もリストラせずに、
復興することを決意したのも、

「全員で乞食をしたらいい」

と考えていたからのようです。


それだけ自分の会社の従業員たちの面倒をみる
覚悟があったということなのでしょう。


そして、最後に田岡鐡造がどうしてそこまで熱く行きれたのか、
その秘密について見ていきます。


田岡鐡造の熱さの秘訣とは?

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田岡鐡造の熱さ、というか出光佐三の熱さなのですが、
一言で言うとみえないものを信じる力があったからです。


みえないものというのは、
先行きが不安だったり、
不安定で不確実な未来に対して

信じ切ることができる、ということです。


普通の人は、~すれば成功する、という風に考えていますが、
出光佐三の場合は常に全力で、
結果が出ようが出まいがとにかく前に前に行動し続けていました。


幼少期から考えるクセがあったのもあり、
会社が何度も潰れそうになっても、
自らの知恵を働かせてこれたのも、

「絶対になんとかなる」

と不安定の中でも常に前に進み続けることができたのでした。


・・・じゃあ、どうしてそこまで進み続けることができたのか?

ということになりますが、一言で言えば、

神社参拝をしていたから

ということだと思います。


田岡鐡造は宗像大社の修復に貢献したり、
かなり熱心にお参りに行っていました。


それだけ、心の拠り所にしていたのは間違いないと思われます。


目に見えないものの最たるものが、神社ではありますので、
そこに対して信じることができた、というのも才能なんだと思います。


宗像大社を戦後作ったのは田岡鐡造のモデル、出光佐三だとも言われるくらい、
出光佐三がどれだけ熱心に修復に貢献したのかおわかり頂けたかと思います。

やはり、規格外と言われる出光佐三なだけありますね。

映画では全く描かれてませんでしたが、
彼の原動力は正にそこにあったのだと思います。

常にみえないものに対して、
膨大なエネルギーを蓄積させていって、
そこからの力で動けていました。

だから、常に熱く生きれたし、
だからこそ、誰よりも行動することができたのでしょう。


それだけ前に進むことができたのも、
従業員を1人もリストラしなかったのも、

「お天道様に対して恥ずかしいことはしてない」
「絶対に自分達は見放されない」

と信じ切っていたからでしょう。

そういう生き方こそ、
ビジネスにおいて成功する秘訣であり、
熱さを取り戻すことができる唯一の方法なのかもしれません。

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